2023年06月13日

はしか流行

みなさま、こんにちは!
最近はしかが流行しているため、はしかについてお話させていただきます!

麻疹とは・・・
・麻疹ウイルスによって引き起こされる非常に感染力が強い
空気感染、飛沫感染、接触感染など様々な感染経路で感染が広がる(手洗いやマスクでは防げない)
・重症な場合は、肺炎や脳炎などの合併症を引き起こす場合がある
・妊娠中に麻疹に感染すると、流産する確率が30〜40%上がることが分かっている


麻疹ウイルスに感染すると、次のような症状が出現します。
麻疹ウイルスの感染後10〜12日間の潜伏期間の後に38℃前後の発熱や、風邪に似た症状(咳・鼻汁・目の充血)が続いた後、
口の中に小さな白いぶつぶつがでてきます。
熱は一度下がりますが、再び上昇(39℃前後)し、その後身体中に赤い発疹ができます。
重症化しなければ7〜10日間で回復することが多いです。
赤い発疹は色素沈着となり、しばらく残りますがやがて消失していきます。

麻疹ウイルスの感染対策として、当院では予防接種をおすすめしております。
*お子様の定期予防接種*
【麻しん・風しん第1期】生後1歳〜2歳の誕生日前日まで ※1歳になったら早めの接種を
【麻しん・風しん第2期】6歳となる日に属する年度(年長児)※年長の年度に(4〜6月ぐらいまでの接種が推奨されています)
*大人風疹抗体検査・予防接種*
・名古屋市に住民登録がある方で、ある一定の条件を満たす方に1回のみ無料で風しんのみ検査を受けていただけます。
当院では+¥3300で麻しんの抗体検査も追加し、抗体がない場合にはワクチンの接種をすすめております。
(※上記ワクチン接種には事前の予約が必要な場合がございます)
・昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日の間に生まれた、クーポンをお持ちの男性も当院で抗体検査・予防接種を受けていただけます。詳しくは当院へお問合せください。

ワクチンなどについてご不明点等ございましたらお電話や窓口でお問合せ頂ければ対応させて頂きます。

ワクチン接種などの感染対策を行い、予防をしていきましょう。
これからさらに暑くなってきますので、水分をしっかりとって体調管理に努めましょう。


看護師一同


名古屋市港区耳鼻咽喉科小児科港みみはなのどクリニック

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posted by スタッフ at 15:39| Comment(0) | 日記